河村裕美さん インタビュー

自らが子宮頸がんを経験したことから、女性特有のがん患者会「オレンジティ」を設立した河村裕美さん。

県庁の職員という仕事を持ちながら、 患者会の代表としてエネルギッシュに走り回る彼女が伝えたい想いとは何なのか-。
 
IMG_6228
 
●選択の一か月

「私が子宮頸がんの告知を受けたのは、7月11日。 7月4日の結婚から、1週間しか経っていませんでした。 告知されたとき真っ先に考えたのは、夫との関係をどうしようかということ。 好きだから傍にいちゃいけない、離婚しなければと思い、夫と夫の両親に相談すると 『一緒に乗り越えようよ!』と言ってくれて。 ほっとしたのは事実ですが、正直怖さと申し訳なさでいっぱいでした。」
 
河村さんのがんは子宮頸がんの1b期で、子宮と卵巣の全摘と、リンパ節の切除が必要だった。 代理母での出産の可能性を残すため、卵巣を凍結して残すかどうか、夫とともに悩んだという。
 
「でも、夫の子どもをいつか持てるんじゃないかってどきどきしながら生きていくのが怖かった。 それに、私がどれだけ生きられるか分からないのに子どもを残してしまったら、 その子どもに申し訳ないと思った。それで、結局子どもは諦めることにしたんです。」
 
IMG_6240