乳がんシンポジウムに参加

BCネットワークによるシンポジウム、「第2回乳がんシンポジウム@横浜~NYから講師を迎えて~」に参加してきました。

 

講師はフリヤ・シュナベル医師(NYU Cancer institute&乳腺外科部長)です。今回は、乳がんの治療法についてではなく、乳がんを通して患者力を高めるための講演を聞かせていただきました。
「患者力」とは、自分がチーム医療の中心となり、自分の病気と向き合い、最終的に自分で満足いく治療を受けるための力のことです。
患者がいいインフォームドコンセントを得るためには、患者が自分の病気について詳しい治療方法や、考えられる結果などを理解しなければいけません。
(インフォームドコンセントとは、医師が薦める治療の理由、リスクや利益、また他の治療方法などといったことを知らされ、そのことについて話し合うことです。)

 

その後のパネルディスカッションにおいて、患者と医師とのコミュニケーションについて話し合われました。
まず、一人一人が自分の体に責任を持つこと。自分の疾病について勉強し、健康についての科学的根拠に基づいた知恵をつけること。
そして、疑問点・不明点などはメモをして主治医に質問・相談することが必要になってきます。
医師にとっても、一人の患者さんにかけられる時間は限られているので、それを考慮した上で、準備をしなければなりません。医師には、患者の不安な気持ちなどを配慮し、かつわかりやすい説明も求められています。そういった「悪い知らせ」を伝える方法についても、ワークショップなどが行われているようです。

 

患者も医師も、互いにコミュニケーションをとることを意識し、信頼関係の中で自分の治療を選択するということがこれから必要になると思いました。
これは乳がんだけに関わらず身近な病気に対しても言えることです。
それよりも病気になる前に自分の体に関心を持ち、検診などを受けることも大切ですね。