東洋大学報に掲載されました。

臼井が在籍する東洋大学の広報誌に、リボンムーブメントの活動と共に掲載していただきました。
取材していただいた方も、よくこのHPを見てくださっているそうで、子宮頸がんに関してとても詳しいお話ができました。ありがとうございました!

(本文抜粋)
「子宮頸がん」と聞いて、どれくらいの人がその実態を知っているだろう。

子宮頸がんは子宮頸部(入口部分)に発生するがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウィルスに感染することで引き起こされる。主な原因は性交渉。
20~30代女性のがんの中で最も発症率が多く、近年増加傾向にあるが、唯一「予防のできるがん」でもある。

臼井あかねさんは昨年、他大学の友人とともに、このがんの存在を知らせ、検診を呼び掛けるプロジェクトを立ち上げた。
きっかけは「自分も女性のために何かがしたい」という想いから、大学生を対象にしたピンクリボンイベントを開催した。
臼井さんは3年次に東洋大に編入したが、それまで女子大でジェンダーを学んでいたことが、具体的なアクションに結びついたのだ。
その後、学んでいくうちに「子宮頸がん」の存在を知った。
「子宮頸がんは乳がん以上に、私たちの世代で最も発がんが多い。
さらに唯一予防可能ながんなのに、何も知らなかったことがショックで。学校も、お母さんも教えてくれたわけじゃなかった。
友達に聞いても『何それ?』って。私たちに出来ることは何かを考えたとき、まず自分たちが学び、身近な友達に伝えていこうと思ったんです。」

子宮頸がんは感染から発症まで時間がかかるため、2年に1回でも定期的に検診に通っていれば、がんになる前の細胞異常の状態(異形成)で発見することができる。
米国の検診受診率は84%だが、日本ではわずか21%。

臼井さんほか10数名の女子大生は子宮頸がん予防の“語り部”となり、その輪はまたたく間に広がりを見せた。
ホームページや冊子の作成を行い、さらに発足半年で600名を動員するイベントを開催するまでに成長。
「昨年のイベントには女子だけでなく男子もたくさん来てくれました。自分を大切に思う気持ち、相手を大切に思う気持ちって素敵ですよね」。

活動2年目を迎える今年、女子大生中心の一学生団体という枠を超え、地域や世代を拡大し、啓発や予防・健康意識向上をより社会的な「ムーブメント」へと広げて行く想いを込めて団体名を「結(ゆい)」から「リボンムーブメント」に変えた。
「学生だからこそ届く言葉がある。あなたも一緒に、ムーブメントを作りませんか」。